未来を拓くクリエイティブ思考術:立花隆氏の『思考の技術』が教えてくれる

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小説以外
おすすめする人
・環境問題や社会問題に興味を持っている
・総合的な視点を持ちたい
・創造的な思考を身に付けたい

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結論

自然は現実の全てに関係しているので

もっと恐れそれを学び一緒のベクトルで進歩していかないと

今の生活より不幸になる未来でしかない

目次

1 人類の危機とエコロジー

  • エコロジーの登場 
  • 閉ざされた地球ーエコシステム
  • 生命と環境 他

要約

環境問題だけでなく、社会全般の課題に適用する考え方

従来の解決策が一般的に相対的な解決策を追求してきたのに対し

エコロジーの発想では総合的な解決策を目指している

問題を単独で解決するのではなく

その問題が存在する社会や環境との関係性を考えながら

解決策を見つける

異なる分野や視点からの情報を集め

それを統合的に考えることで

新たな解決策が見つかる可能性があり

短期的な利益だけでなく

長期的な持続可能性がある

総合的な利益を考えることも重要だと考えています

オススメ箇所

第5章 システムのエコロジー

印象に残った部分を解説します

最も弱い環が全体を支配する

リービッヒの最小法則の説明がありました

リービッヒの最小法則

植物の生長速度や収量は、必要とされる栄養素のうち、与えられた量のもっとも少ないものにのみ影響されるとする説

引用記事 weblio辞書   

ここではたき火に火が付けられない原因を例にしています

  • 燃料があるか
  • 酸素があるか
  • 燃料が発火点以上に熱されるか

この3つが考えられる

そこから最も低い要因を上げれば解決すると言われています

目的に事象に必要不可欠の因子がすべて分っている場合は

先ほどのようにすれば対応できる

他にも色んな例がわかりやすくなっています

チャネルは多いほどよい

生物の食物連鎖はこのようになっています

https://1.bp.blogspot.com/-G23eB3hvgWU/VD3SfB366AI/AAAAAAAAoVI/xTufNAAB7QE/s800/syokumotsu_rensa.png

食物連鎖

生物群集内のすべての生物は互いに食う・食われるの関係でつながっており、この一連の関係を食物連鎖という

引用記事 コトバンク 

このように食物連鎖は複雑になっています

他では水の循環システムでも複雑なことが多くなっています

最近は単純が分りやすく効率が良い方向になっていますが

なぜこのように複雑にしている理由は

一つのチャンネルがだめになったとき

別のチャンネルが引き継ぐことが可能となり

安定性のためには必要性がある

例えば先ほどの食物連鎖のはなしだと

それぞれの場所でも優占種がいると思いますが

環境が変化してその優先種が絶滅した場合

チャンネルが1つしかないと食物連鎖が機能しなくて

その上位も絶滅するが

他の生物がいることでそこで適応することで

また新しくなる

ここの章をオススメしたいと思います

詳しくみたい方は本を読んでください

感想

良い意味で裏切られた本でした

おすすめで紹介したように

複数ある方が片方だめになっても

そっちが流れていたら問題がないとのはなしで

これは今の働き方にも必要な考え方だと思います

終身雇用の維持が難しいと言っているけれど

ひとつの収入源しか持っていない場合

そこが崩れたら生活が破綻する可能性があります

今生活ができるときこそ

現状に満足するのではなく

副業なり、投資なり始めて

副収入が大切だと思いました

この本を執筆して当時だとその考え方は認知されていないけれど

今となっては当たり前になっていると感じることがあるので

この本と出会えて良かったです

口コミ

現代社会が抱える問題点をつぶさに捉えており

著者の先見の明には恐れ入った。

複雑化する現代社会の問題に対する解決策を考える

ヒントを得ることができる

これからもずっと読まれ続ける本だと思います

一緒に購入している本

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