セ〇クスと恋愛の経済学 感想「性愛の市場における需要と供給、コストと効用を学ぶ本」

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小説以外

  • あなたは、恋愛や結婚についてどのように考えていますか
  • 自分のパートナーをどのように選んでいますか
  • セックスに対する価値観はどのように形成されていますか

これらの質問に答えるのは

なかなか難しいかもしれません

恋愛や結婚、セックスは

人間の最も根源的な欲求や感情に関わるものですが

同時に、社会や経済の影響を受けるものでもあります

つまり、恋愛や結婚、セックスは

経済学の対象となり得るのです

この本は恋愛や結婚

セックスなどの人間の行動を

経済学の観点から分析しています

対策をしなければ

恋愛に対する価値観やニーズが変化し

オンラインやバーチャルの関係が増え

人間の感情やコミュニケーションの質が低下し

精神的な健康に影響が出る

今回紹介する本を読むと

対策できるようになります

おすすめする人
セックスや恋愛に関する社会的な現象に興味がある
・価値観や選択について客観的に考えたい
・自分の常識は心理学、経済学で動かされているのか

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目次

  • あなたの恋愛
  • 出会いの大学時代
  • バーチャル恋愛
  • 渡る世間は鬼ばかり 他

結論

ひとは感情で恋愛していると思っていたけど

常識、思い込みなどで行動していることがある

これを知ることで

周りに流されない恋愛ができるかも

解説+自分の考え

出会い方について

最近はSNSで出会うことも抵抗がなくなっている

きっかけはコロナウイルスが流行り

出歩くことが少なく

出会うきっかけが失い

色んなアンケート調査でも

コロナ以前と後では

SNSで会ったことがあるという人が多くなっている

例えばマッチングアプリでは

膨大な選択肢があるため

選択肢を絞って選びやすくしている

これをケーキ屋さんのスイーツを選ぶことに似ているとのことで

店に入ってすぐにケーキを購入するのではなく

商品をみながら、色んなことを考える

そこから候補を減らして残った物を購入する

しかし残った物がたまたま食欲が沸かなかった場合

そのまま帰ることはなく

もう一度除外した商品を見回して買い物をする

自分に自信がない人ほど

盛りやすいとのことで

出会いのコストは下がり

多様な相手と交流できるようになった一方で

情報の信憑性の判断が難しく

恋愛経験が少なくなってるひとつの

要因になっていると考えられる

心理現象のジャム理論と似ていて

選択肢が多いと

人は選べなく心理があり

出会いが多いため

恋愛に発展しないと考えられる

ちなみに自分に自信がないひとほど

盛りやすいとされているので

信憑性の判断が難しい

男女の需要と供給

コロンビア大学の学生に

出合いデートの実験で男女が約5分ずつ対面して

これを繰り返す

あとからデートしたい相手を選んでもらう

結果

女性は同人種を選ぶことが多く

男性は女性と比べると少ない

女性は自分と同じ系統だと

相手に安心感が得られるからだと考えられる

他にも

男女に複数のパートナーを

持ちたいか聞いたところ

男性は平均で8人

女性は平均で1人

男性は子孫繁栄目的が強く

女性は身ごもるとその間動けないため

複数したいと考えることがないのかもしれない

だから異性と出会う系では

男性が有料で女性は無料なのも分かる

学校で男性より女子の方が多ければ

状況が変化する

男性がしたい基準が満たなければ

違う女性のところに行くので

女性が基準を緩めることが多い

例えるなら

遊園地の長蛇の列は

文句言わないで並べるけど

高速道路の長蛇の列には

文句を言ってしまうと

同じかもしれませんね

男性の欲求について

今日お金をもらうかそれとも

受け取りを待ってより多額のお金をもらうか

調査した結果

焦れる人は現在もらえる金額よりも

はるか越える金額ではなかったら貰っていた

抑制心がある人の場合

たいした金額でなくても待つ傾向がある

違う研究では1ヵ月男性に視覚的に

刺激を与えた被験者に色んなことを提示した結果

興奮している男性は自分が支払っている対価が

公正がどうかについて

冷静なひとよりも気にしていないことが分かった

他にも

男性被験者は高価な食事をごちそうするほど

女性を誘う権利が高くなると

他の実験でも同様なことが起こり

男性側の金銭的な負担が大きいほど

誘う権利があると思っていた

一方女性の方は

高価な食事をごちそうになったからといって

男性の誘いに応じる必要はないと

感じている

恋愛をしているときは

知能がチンパンジー並みに低下するため

相手にプレゼントをして尽くすが

別れるときに冷静になり

後悔するため

男性が女性に今までの費用を

請求する理由もこれに

当てはまるのかもしれない

この本のまとめ

  • 恋愛や結婚は、人間の欲望や感情だけでなく、経済的な要因にも大きく影響される

  • 恋愛や結婚の選択は、個人の特徴や環境によって異なるが、一般的には自分と似た相手と結びつく傾向がある

  • 恋愛や結婚の結果は、必ずしも幸福につながるとは限らないが、それはリスクとリターンのバランスの問題


内容知りたいと思った方は買っても損しません

感想

人の性と経済がどのように関係しているのか

知りたくてこの本を購入しました

色んな研究、調査が紹介されているため

私たちは感情で行動していると思っていたが

経済的な部分で行動していることもあるのではないかと

思った内容が多かったです

色んなSNS、アプリがあり

出会いやすくなっていると感じていましたが

お金を払っても出会えない人もいるのが確かで

この本を読むことで

この差がなぜ生まれるのか理解が少しできました

相手のことを理解したいと思ったら

テクニック本を選択することが多いですが

経済から学ぶことで

自分の立ち回り方が変わる

口コミ

男女の行動差に新たな視点からアプローチします

男女の違いに焦点を当て

科学的に理解しやすい形で

再認識することができる

 

面白い視点から男女の性と経済の関係に迫っていました

性についての議論をする本は多いですが

女性の性欲について客観的なデータを基に語る本は

比較的珍しかった

一緒に購入してる本

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