東野圭吾の『透明な螺旋』読後に広がる謎の余韻とは?

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小説

見えない力が絡み合う、恋と陰謀の物語

本日紹介する本はこちらです

おすすめする人
・真実と嘘の狭間で揺れ動く人間の姿に関心がある
・湯川学の意外な一面を知りたい
・ミステリー小説が好き

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結論:壮絶な愛と悲しみの連鎖

幸せな生活から

生活が一変して

波乱の日々に直面する

物語

田舎で生まれ

休日には都会に行くようになり

それが楽しくてあっと言う間に

月日が流れた

ひったくりに会い

そのときに弘司に助けられ

付き合うようになった

そこから子供ができ

結婚して、貧しいながらも

幸せに暮らしていた二人でしたが

弘司は突然の脳出血で亡くなり

生活が厳しくなり

苦渋の決断の末

子供を児童養護施設に

預ける決意をして

夜に子供を施設の前に置き去りにし

朝には気づいてもらえるだろうと

立ち去る・・

本編では

園香は母親千鶴子と二人で暮らしていた

父親はおらず

母親からは、優しい人だったが

子供の存在を受け入れてもらえなかったと

聞かされていた

ある日家に帰ると母親が倒れており

救急車を呼んだが

助からなかった

親戚がいなかったため

母親が頼りにしていたナエという人物に

助けてもらいながら

働いていると

上辻というお客さんと出会い

食事に行くようになり

やがて交際を始め

同棲を始めたが

ある日上辻が亡くなり

園香も行方不明になっていた

この本から考えてみたい3つの疑問
・上辻の死の真相に迫る鍵となるものは何か
・園香の失踪の背後に隠された動機とは
・園香の母、千鶴子がナエに頼ることになった理由とは

疑問に対する答えが

意外な形で小説の中に隠れているかもしれません

物語の世界に飛び込んで

新たな発見を楽しんでみませんか

感想

事件は解決したが

何か心に引っ掛かる結末でした

真実を受け入れることができないが

今の幸せを楽しむために

蓋をして過ごしていた

この螺旋は一人の男性から始まり

多くの人を

巻き込みながら進んでいきます

真実を話すことで

自分は楽になるけれど

その行為は一人の無駄な努力に繋がるのです

結末はハッピーエンドでもバッドエンドでもない

心に引っ掛かるものがあります

しかし、この引っ掛かりこそが

新たな気持ちを生むのです

この本は新たな視点や感情を

与えてくれるものです 

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