東野圭吾のミステリー小説『片想い』についての感想

※ 当サイトではアフィリエイト広告を利用しています
※ 当サイトではアフィリエイト広告を利用しています
小説
おすすめする人
・性に対しての考え方を知りたい
・サスペンスが好き
・熱い友情がある本が読みたい

今回紹介する本はこちらです

スポンサーリンク

あらすじ

哲朗はアメフトの同窓会があり

楽しい時間を過ごしていた

帰り道友達と帰っている途中

当時マネージャーしていた美月を見つけ声をかけたが

会話をしないで筆談していた

哲郎は心配になり家に呼ぶことにして

2つのことに驚いていた

  • 男性の恰好をしていたこと
  • 過ちを犯したこと

性について悩んでいたところ

少し納得したことがあった

矢先のことだった

哲郎は守るために行動して

他の人物も自分が正義だと思い行動している

印象に残った所

男と女はメビウスの帯の上のにいる完全に男はいないし、完全な女もいない

引用本 片想い

差別しちゃいけないと思っているけどそれがそもそも男と女は別物だと思っている証拠

引用本 片想い

美月の思いを考えると

これが印象に残りました

気持ちに寄り添うことはできるけれど

実際に体験していないと

分からない内容だと感じました

感想

読み終わった感想は

面白い

この一言が浮かびました

印象に残った内容から

サスペンスの要素も入り

幅広い内容でした

2004年にこの小説が発売され

当時はこのような

寛容な感じではなかったと思います

今では当たり前の世の中になっていますが

東野圭吾さんは未来人なのかと思っています

この事件と性の関係性がどのように繋がっているのか

内容を読んでいくと繋がり

最後は東野圭吾さんらしい終わり方になっていました

皆のくちこみ

本のタイトルからして東野さんには

珍しい恋愛ものだと思っていたら

さすがの東野さんでした。

私もLGBTなのですっごく考え込んでしまった。

なぜ人はそこまで染色体を気にして

生きているのだろうかと考えさせられる

性同一性障害というあまり馴染みのない障害を

取り入れることで「性」について考える機会を

与えられた気がします

タイトルとURLをコピーしました