おすすめする人
・ミステリー小説が好き
・実際の事件をモチーフにした内容が読みたい
・想像力を鍛えたい
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・想像力を鍛えたい
今回紹介する本はこちらです
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結論
ひとはいろんな顔を持っている
これを読み終わってから
今接している人は
どちらの顔なんだろうと
思ってしまう物語
物語
一室で女性が無くなっていることから
この物語は始まっていた
中学の卒業以来
10年振りに同窓会が開かれていた
当時からの変化についてみんなで話していたが
目立っている存在のひとがいた
それはマドンナの奈美だった
ある日の夜
女性は男性からお金をもらい
布団の上に寝ていた
そして行為が終わってから
男に自分の名刺を渡していた
そこには大河内奈美と書いている名刺を・・・
この女性には昼の顔と夜の顔が混在していた
ノンフィクション作家の笹尾は
新人賞を取っていたが
そこから何もなく一発当てたいと思い
この事件を取材していく
質疑回答
- 『追悼者』はどのような読み手の予想を裏切る要素がありますか
ラストには予想もしない展開があります
事件関係者へのインタビューが多く
周りでなぜいろんな事件が起こっているのか
予想をすえるけれど
皆さんの考える予想を裏切る形になる
感想
奈美は昼の顔と夜の顔があり
昼ではマドンナ的な存在になり
夜では生態観察をしているかのようにしていました
奈美の過去を探っていくと
挫折を乗り越えようとしている場面があり
一方では無意識に相手を傷つける行為もあり
いじっているのか、それとも避けるための行動なのか
男性がでてきますが
女性に振り回されている部分があり
欲望には勝てない部分が
リアル感をだしてる感じがありました
口コミ
意味ありげな幕間から始まり
内容が面白かった
見向けそうで
見抜けないところが
面白かった
東電OL殺人事件をモチーフとして
書いていていて他の作者さんと
違った切り口が面白かったです
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