彼らの糸を操るのは誰？
本日紹介する本はこちらです
・暗いテーマに興味がある
・日常生活から逃避したい
結論：真実と向き合う秋穂の選択とは
過去に囚われた秋穂が辿り着く真実の先には
思いがけない驚愕の事実が待っていた
物語
主人公の秋穂は病院で働いている医者だった
過去に好きなひとが亡くなってから
その気持ちを誤魔化すために忙しい所で働いていた
ある日病院にバイク事故で出血がひどく
生死を生き来していたが
秋穂が助けることができた
名前は石田涼介と言っていた
待合室には家族ではなく
警察官がそこで待っていた
理由は殺人の容疑でバイクで逃げて
事故に合ったと話していた
事件内容は最近起こっている
真夜中の解体魔と言われていた
秋穂は内容を聞いて自分で殺そうと考えていた
理由が好きなひとを
真夜中の解体魔に殺されていたからだ
石田は寝ていたので
その間に薬を入れて殺そうと思っていたが
あと一歩が踏み出せなかった
石田は目を覚ましたが
その現場を見ていたが何も言わなかった
自分は生きていても未練が無いと
そして真夜中の解体魔ではなく
はめられたと
秋穂は彼の言葉を疑い
真実を見極めから
実行しようと思い調べ始め
彼の言葉が本当かもしれないと思うように傾いていた
警察官には犯罪者扱いされ
幼少期から幸せな過程を
歩んで来てないところをみていると
自分が助けないといけないと思い使命感がでてきたが
真犯人は誰なのか、もしかしたら身近にいたのか
・復讐か、それとも救済か最後はどちらを選ぶのか
・あなたが秋穂だったらこの謎をどのように考えますか
疑問に対する答えが
意外な形で小説の中に隠れているかもしれません
物語の世界に飛び込んで
新たな発見を楽しんでみませんか
感想
主人公が、絶望から希望へと変化して
最後の展開が面白い物語でした
復讐の衝動に駆られる主人公が
相手の過去を知るにつれ
最初の一方的な憎悪が徐々に変わっていく様子は
非常に興味深く
心の葛藤が丁寧に描かれています
物語の結末に至るまで
主人公が真実を知ることで自らの復讐心が和らぎ
希望を見出していくという展開には
単なる復讐劇ではなく
良い話ではないのかと思っていました
最後には表紙の題名通り
操られていた人物がいたので
物語を深く考えさせられる印象を残します
この結末により
読者自身も主人公の視点から
自分は操られていたのかもしれないと
振り返る余韻を味わえます
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